ニュースリリース

2025.10.22

産婦人科でピルだけもらうには?内診なし・診察なしの方法や処方の流れを解説

産婦人科でピルだけもらうには?内診なし・診察なしの方法や処方の流れを解説

結論、産婦人科ではピルだけもらうことはできません。

ピルを処方してもらうには、病院で診察や検査を受ける必要があります。

なお、オンライン診療を利用する場合は、診察のみでピルが処方されます。

産婦人科でピルだけもらうことはできる?

※医師の判断によってはお薬が処方されない場合があります。

なお、オンライン診療で「ピルの定期便」を利用すれば、2シート目からは診察なしでピルを届けてもらえます。

定期便とは、決まった周期でピルを自宅に自動で届けてもらえるサービスのことです。

仕事や学業が忙しく受診する時間が取れない方に、オンライン診療の定期便はぴったりでしょう。

▼定期便でピルだけもらう!
おすすめのオンライン診療4選

【ピルだけもらう】産婦人科とオンライン診療の違い

産婦人科とオンライン診療の共通点は、初診時に医師の診察が必要な点です。

一方で、待ち時間の有無や営業時間、ピルの追加処方時の診察の有無はそれぞれ異なります。

種類産婦人科オンライン診療
診察受診の都度初回
ピルの変更時
待ち
時間
30分〜2時間ほど
待つこともある
基本は待ち時間0
営業
時間
日中〜夕方
日/祝は休みが多い
深夜や早朝OK
日/祝も基本は営業
追加
処方
診察が必要ネット上で手続き
検査性病検査
エコー検査
がん検診
血液検査など
※血栓症含む
性病検査
血液検査など
※血栓症不可

※クリニックやサービスによって内容が異なる場合もあります

産婦人科は、エコー検査やがん検診などを定期的に受けられることが魅力です。

オンライン診療は、営業時間が長く待ち時間もないため、忙しい方でも利用を続けやすいのがポイント。

検査は産婦人科、ピル処方はオンライン診療と分けて利用することも可能です。

産婦人科:病院へ行って診察、処方箋を薬局に出してピルを受け取る

産婦人科では、受診の度に診察を受けます。

また、初回はエコー検査や内診、血液検査を受けることがほとんどです。

メリット・さまざまな検査が受けられる
・すぐにピルをもらえる
・ピル以外の選択肢も選べる
デメリット・症状なしなら検査は自費診療
・待ち時間が長くなりがち
・深夜や日祝は休診が多い

ミレーナ(子宮リング)や漢方薬など、生理痛はピル以外でも改善が見込めます。

産婦人科へ行けば、さまざまな選択肢から、あなたにぴったりな治療方法/避妊法を選ぶことが可能。

ピルを服用しようか迷っている場合、産婦人科で相談してみるのがおすすめです。

オンライン診療:電話やチャットで診察、ピルは郵送で届く

オンライン診療では、電話やチャットを使った診察が行われています。

基本的には検査はなく、追加で同じピルの処方を受ける場合は診察がないサービスも。

メリット・2回目からはピルだけもらえる
・移動の手間がない
・深夜や日祝も営業
デメリット・エコー検査や内診は不可
・ピルの配送に1〜2日かかる
・選択肢は基本的にピルのみ

ピルの種類を変える場合は、変更の度に診察を受ける必要があります。

オンライン診療はピルのプランが豊富、定期便やまとめ買いプランも用意されているため、買い忘れを防げます。

また、定期便やまとめ買いは、1か月ごとの処方よりも割安です。

産婦人科ならピルが保険適用?

産婦人科であっても、トリキュラーやマーベロンなどの低用量ピル(経口避妊薬)は、保険適用されません。

一方で、ヤーズフレックスなどの超低用量ピルは、月経困難症などの条件を満たすと病院でもオンラインでも保険適用で処方されます。

産婦人科ならピルが保険適用?

なお、ヤーズフレックスのように、保険適用でも自費診療と大きく値段が変わらないケースもあります。

高校生1人でもオンライン診療や産婦人科でピルだけもらうことはできる?

高校生1人でも、オンライン診療や産婦人科でピルを処方してもらうことは可能です。

ただし、トラブルを避けるために、未成年1人での受診を受け付けていない医療機関もあります。

オンライン診療や病院によって、1人で受診できる年齢は異なるので、公式サイトや電話で事前に確認しておきましょう。

ピルだけもらえるのは?産婦人科医が診察する通販やおすすめのオンライン診療

「ピルだけもらいたい」と思っている方は、定期便やまとめ買いが可能なオンライン診療を利用するのがおすすめです。

▼定期便・まとめ買い対応のオンライン診療

名称定期便まとめ買い
メデリピル6シート
12シート
DMMオンライン
クリニック
3シート
6シート
12シート
Oops WODB
(ウープスウーム)
3シート
6シート
KARADA内科
クリニック
3シート

※保険適用外の自由診療となります

なお、オンライン診療の診察方法はサービスによって異なります。

たとえば、「メデリピル」はビデオ通話と電話の2つの方法が用意されており、希望に合わせて選ぶことが可能です。

DMMオンラインクリニックとKARADA内科クリニックはビデオ通話での対応、Oops WODBは電話でのオンライン診療に対応しています。

メデリピル:初回プランが人気!診療は電話で対応

メデリピル

メデリピルは、低用量ピル1シート(約1か月分)無料で試せることが特徴です。

無料の対象ピルは、トリキュラーやマーベロンなど合計5種類あります。

なお、オンライン診療は産婦人科の医師が対応しており、ビデオ通話と電話から選べるのもポイントです。

低用量ピル
定期便
初回無料
1,853~2,970円/1シート
+送料550円
取り扱いトリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
詳細メデリピル
公式サイトを見る>>

※保険適用外の自由診療となります

DMMオンラインクリニック:知名度の高さで選ぶなら

DMMオンラインクリニック

実績が豊富で知名度の高いDMMオンラインクリニックなら、オンライン診療が初めての方でも抵抗なく利用できるでしょう。

なお、DMMオンラインクリニックでは、ビデオ通話を用いたオンライン診療が行われています。

医師の顔が見える状態なので、病院での対面診療に近い形で診察が受けられます。

低用量ピル
定期便
2,980~3,380円/1シート
+送料550円
取り扱いトリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
詳細DMMオンラインクリニック
公式サイトを見る>>

※保険適用外の自由診療となります

Oops WODB:服薬中はLINE相談でサポート

ウープスウーム

ピル服用中のサポート体制を重視する方に、Oops WODB(ウープスウーム)はおすすめのサービスです。

医師の診察がオンラインで受けられるのはもちろん、服薬中は看護師や助産師など女性体に詳しい専門家へ、LINEで相談できます。

LINEでの相談は何度でも無料なのも、Oops WODBの魅力です。

低用量ピル
定期便
2,750~3,025円/1シート
+送料550円
取り扱いトリキュラー
ラベルフィーユ
アンジュ
マーベロン
ファボワール
詳細Oops WODB
公式サイトを見る>>

※保険適用外の自由診療となります

KARADA内科クリニック:超低用量ピルの保険診療に対応

KARADA内科クリニック

KARADA内科クリニックは、月経痛がひどく日常生活に支障をきたしているなど、治療を目的にピルを飲みたい方におすすめです。

オンライン診療も保険診療の対象なので、治療目的なら3割負担で超低用量ピルを処方してもらえます。

なお、トリキュラーやマーベロンなどの低用量ピルは、ほかのオンライン診療と同様に自費診療です。

低用量ピル2,500円/1シート
+送料730円
超低用量ピルヤーズフレックス
2,520円/1シート※
詳細KARADA内科クリニック
公式サイトを見る>>

※低用量ピルは保険適用外の自由診療です※超低用量ピルは3割負担の金額※別途診察料がかかります

【知恵袋】オンライン診療・産婦人科でピルだけもらう方法は?もらい方・流れを解説

オンライン診療・産婦人科のどちらでも、ピル処方の際は身分証明書を用意しておきましょう。

また、保険適用を受けたい方は、保険証の持参が必須です。

オンライン診察の使い方

オンライン診療

オンライン診療は、初診から電話やチャットで診察を受けます。

診察後は、郵送で自宅にピルを届けてもらうことが可能です。

そのため、病院だけでなく、薬局へ行く手間も省けます。

※医師の判断によってはお薬が処方されない場合があります。

産婦人科でのピルのもらい方

産婦人科でピルだけもらうには

まずは、自宅近くの産婦人科が「完全予約制」に該当するのかを、公式サイトや電話で確認しましょう。

完全予約制の場合は予約が必須ですが、中には予約なしで利用できる産婦人科もあります。

なお、産婦人科には、その場でピルをもらう「院内処方」と、薬局へ処方せんを提出してピルをもらう「院外処方」の2種類があります。

院内処方病院内でピルを受け取る
院外処方薬局へ処方せんを
提出してピルをもらう

院内処方の場合、診察後に薬局へ行く必要はありません。

一方、院外処方の場合は病院で決済を終えたあと、処方せんを受け取ります。

処方せんを薬剤師のいる薬局で提出すると、ピルを受け取れます。

ピルが欲しい!産婦人科へ行くタイミングはいつ?

低用量ピルは、基本的に生理の初日に飲み始めます。

そのため、生理の初日に間に合うタイミングで受診するのがおすすめです。

なお、産婦人科では検査があり、検査結果が分かるまでピルをもらえない場合もあります。

検査結果が出るまでは1週間ほど待つこともあるので、早めの受診がおすすめです。

【Q&A】ピルだけもらうには?産婦人科やピルに関するよくある疑問

ピルは、産婦人科ならどこでも処方を受けられるの?

一部の産婦人科では、ピル処方を受け付けていません。

確実にピルの取り扱いがあるのは、「ピル外来」のある産婦人科です。

自宅近くの産婦人科でピル処方を受けたいなら、「地域名+ピル外来」で検索してみましょう。

例えば大阪なら、「大阪 ピル外来」で検索してみてください。

産婦人科以外で、低用量ピルがもらえる病院は?

一部の内科や美容クリニックでも、低用量ピル処方が受けられます。

ただし、内科や美容クリニックでは、エコー検査や血液検査、がん検診などが受けられないことも。

定期的に検査を受けたいなら、産婦人科や婦人科でピル処方を受けるのがおすすめです。

検査なしで低用量ピルをもらうデメリットは?オンラインでも検査は受けられるの?

検査なしで低用量ピルをもらうデメリットは、自覚症状のない副作用に気づきにくいことです。

低用量ピルの服用中は、まれに肝機能障害などの副作用が起こります。

肝機能障害は早期発見・治療で重篤な被害を防ぎやすくなりますが、自覚症状が出ないこともあるため定期的な検査が必要です。

クリニックフォア(オンライン診療)などで販売されている「検査キット」を使えば、自宅でも検査が実施できます。

低用量ピル
の副作用
・悪心(気持ち悪さ)
・頭痛や腹痛
・不正出血
・血栓症
超低用量ピル
の副作用
・悪心(気持ち悪さ)
・頭痛や腹痛
・不正出血
・血栓症

低用量ピルを処方してもらうには、診察でなんて言えばいい?

低用量ピルを処方を受けたいときは、「低用量ピルをもらいに来ました」「ピルの服用を始めたいです」と伝えましょう。

診察は基本的に、医師の質問に答える形で進みます。

そのため、「何を伝えればいいの?」と悩む必要はありません。

産婦人科へ行っても、低用量ピルを処方してもらえないことはある?

妊娠していたり、血栓症のリスクが高かったりする場合は、産婦人科へ行ってもピル処方を受けられません。

血栓症のリスクが高い人には、35歳以上のヘビースモーカー/肥満の人(BMI30以上)/40代以上の女性などが挙げられます。

産婦人科では、ピルをまとめて処方してもらうことも可能?

一部の産婦人科では、ピルをまとめて処方してもらえます。

ただし、初回は1シートのみの処方の場合も。

また、保険適用の場合、一度に処方を受けられるのは3シートまでです。

低用量ピルの保険適用・適用外の違いは?値段はどのくらい変わる?

保険適用のピルと適用外のピルの違いは、服用の目的や費用の負担率です。

健康保険服用の目的費用の負担率
適用月経困難症や
子宮内膜症の治療
3割
適用外避妊など全額
(10割)

月経困難症とは、生理前や生理中に起こる不快な症状の総称です。

生理痛や食欲増進、情緒不安定、イライラなどの症状が該当します。

なお、超低用量ピルも保険適用のピルと同様に、月経困難症の治療に使用されます。

【まとめ】産婦人科とオンライン診療の違いがわかる早見表!ピルだけもらうことは可能

産婦人科もオンライン診療も、初回は診察が必須で、ピルだけもらうことはできません。

ただし、オンライン診療は、同じピルの処方を受ける際に診察が不要のサービスが多いです。

▼産婦人科とオンライン診療の違い

種類産婦人科オンライン診療
診察受診の都度初回
ピルの変更時
待ち
時間
30分〜2時間ほど
待つこともある
基本は待ち時間0
営業
時間
日中〜夕方
日祝は休みが多い
深夜や早朝OK
日祝も基本は営業
追加
処方
診察が必要ネット上で手続き
検査性病検査
エコー検査
がん検診
血液検査など
※血栓症含む
性病検査
血液検査など
※血栓症不可

産婦人科には、定期的にさまざまな検査を受けられるメリットがあります。

一方で、オンライン診療は1年分のピルをまとめ買いしたり、定期便を利用したりすることが可能です。

面倒な手間なくピルの服用を継続しやすいことが、オンライン診療のポイントです。