ニュースリリース
セルクラウドが栃木県立がんセンター、東京医療センターと「早期大腸がんにおける血中循環がん細胞(CTC)の意義に関する検討を目的とした共同研究」を開始

株式会社セルクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 濱野斗百礼)は、このたび、栃木県立がんセンター、東京医療センターと「早期大腸がんにおける血中循環がん細胞(CTC)の意義に関する検討を目的とした共同研究」を開始しましたのでお知らせします。
昨年4月には、栃木県立がんセンターと「骨軟部腫瘍における血中循環がん細胞の意義に関する検討を目的とした共同研究」を、また5月には、順天堂大学肝胆膵外科と「膵がんにおける血中循環がん細胞の意義に関する検討を目的とした共同研究」をそれぞれ開始しています。
今回の研究は、これらに続く新たな取り組みとなります。
<共同研究概要>
本研究は、がんリスク検査「マイクロCTC検査」を提供するセルクラウド マイクロCTC先進医療研究所 所長の太田剛志氏らと、栃木県立がんセンター 大腸外科大腸骨盤外科、東京医療センター 一般・消化器外科による共同研究であり、「早期大腸がんにおける血中循環がん細胞の意義に関する検討」を目的として実施されます。
<共同研究実施背景>
早期大腸がんは自覚症状に乏しく、病状の把握や再発リスクの評価において、より低侵襲で精度の高い指標の確立が求められています。近年、がん細胞が血液中に流出するCTCの解析は、がんの性質や進行度を反映する可能性が注目を集めています。しかし、早期大腸がんにおけるCTCの挙動や臨床的意義については、未だ十分に解明されていません。
そこで本研究は、早期大腸がんにおける CTC計測の臨床価値を明らかにすることを目的として開始されました。
<今後の展開>
本研究により、早期大腸がんにおけるCTCと病勢や治療効果との関連が明らかになれば、治療効果モニタリング、予後予測、再発の早期診断といった幅広い臨床応用につながる可能性があります。
当社は引き続き関係機関との連携を深め、CTCの医療現場における有効活用に向け、共同研究を一層推進してまいります。
<「マイクロCTC検査」について>
「CTC」=血中循環がん細胞=Circulating Tumor Cellsの略。
CTC検査とは、血液中に漏れ出した血中を循環するがん細胞を検出する先端の検査です。
日本国内での認知度はまだ低いですが、欧米では既に35,000以上の関連論文が発表されており、米国のFDA(日本の厚労省にあたる)からも承認※1を受けているなど、がん研究・治療現場で大きく注目されている先端検査のひとつです。
当社が展開する「マイクロCTC検査」では、欧米で主流のCTC検査の品質・検査精度を更に進化させ「上皮間葉転換」した悪性度の高い、浸潤・転移の高い能力を持つ『間葉系のがん細胞』を特定するCSV(細胞表面ビメンチン)抗体を利用することで、高い精度でリスクを判別することを可能にします。それによって従来の検査手法に比べて安全かつ手軽に全身のがん※2のリスクを判定できることが特徴です。
※1 マイクロCTC検査はFDAの承認はうけておりません。
※2 血液がん以外
【栃木県立がんセンター 概要】
所在地:栃木県宇都宮市陽南4-9-13
URL: https://www.tochigi-cc.jp/index.html
【東京医療センター 概要】
所在地:東京都目黒区東が丘2-5-1
URL: https://tokyo-mc.hosp.go.jp/
